儲けたいと思うから多くの人が投資を始めます。その半面、多くの人は損をするのが怖いと思って、投資を始めることにためらいます。そこには損失が発生する可能性があるからです。

しかし、投資商品によって、その損失の大きさも異なります。
リスクとリターンの関係は、次の3つの関係に分けられます。
 
●ローリスク・ローリターン
●ミドルリスク・ミドルリターン
●ハイリスク・ハイリターン

 

ローリスク・ローリターンの商品

ローリスクローリターン商品は、儲けも少なく損失も小さいため安全性は高い商品です。

個人向け国債やネット定期がその例です。
満期まで保有するならどちらも元本が減る恐れはありません。
ただし　お金が2倍、3倍と大きく増えることもありません。

今迄普通預金しかやったことのない人は
このようなローリスクローリターンの商品からチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
 

ミドルリスク・ミドルリターンの商品

ミドルリスクミドルリターン商品は、預金と比べればお金を増やせるけれど損失が発生する可能性も多少はある商品です。MMFやや外貨預金などがその例です。

これらの商品は、預金よりもお金を増やせる可能性がある半面、損失が発生する恐れもあり、元本保証もありません。

ただ、これらの商品は、比較的安全な商品に投資している商品が多いので
ハイリスクハイリターン商品よりもリスクは小さくなります。

投資の不安はあるもののあまりにもリターンが少ないのもどうかと思う人はミドルリスクミドルリターンの商品で投資の一歩を踏み出せばいいのではないでしょうか？

ハイリスク・ハイリターンの商品

ハイリスクハイリターン商品は、がっつり大きく儲けられる可能性とがっつり大きな損失を被る可能性のどちらもある商品です。投資信託や株、FXなどがこれに当たります。

これらの商品はお金を2倍、3倍と増やせる可能性があります。しかし、価格の変動で、お金が2分の1、3分の1に減ったり下手をするとすべてがなくなってしまう可能性もあります。

これらの商品に投資する場合には、リスク分散でを損失を低減できるようにうまくコントロールしていくことが大切です。

投資は自己責任です。それぞれの商品のリスクとリターンをしっかり把握して、リスクコントロールしながら投資を始めるのが上手に儲けていくコツです。