投資を始める時は投資に不安を感じる人が多いことでしょう。
でもその不安は簡単に振り払うことはできません。
不安の原因である投資リスクをしっかりと把握することで、不安を軽くすることができます。

投資はいつ損失がでるのか予想がつきません。
だから多くの方が投資に不安を感じるのです。

考えられる主な投資リスクは次の3つで
 ・価格変動によるリスク
・投資先集中によるリスク
・企業倒産によるリスクとなります。

 

価格変動によるリスクと対応

株や投資信託などの投資商品は、刻々と価格が変動するものです。
よって選んだ商品や売買タイミングで
損失の可能性は誰にでもあります。

でも商品によって、リターンの大きさが様々ですから発生するリスクの大きさも当然違ってきます。

元本保証の貯金はお金はたいして増えませんが　リスクに対する心配はほとんどありません。
逆に株式投資ではリスクはありますが大きく儲かる可能性ももちろんあります。

自分が受け入れられるリスクがどれだけかを考え
自分に見合った金融商品を選ぶようにしましょう！
 

投資先集中によるリスクと対応

利回りの大きさで金融商品を選び、たくさんのお金を投資して大きく儲けようと思ってしまいます。しかし、投資する金額が多ければ多いほど　損失を出す時も大きくなることを覚えておきましょう！単純に10万円の投資で7万円の損失なら、100万円の場合には70万円の損失です。

一つの商品に集中して投資をすると、儲けも損失も大きくなってしまうことになり、大きな損失を出すと投資の世界から退場させられることとなります。

そうならないためにも複数の商品に分散して投資したり同じ商品でも何回かにわけて投資するなどリスクを分散しておくことが大切になります。
 

企業倒産によるリスクと対応

株式投資の場合、投資した企業が倒産する事態が起こる可能性があります。
そうなれば買った株券が紙切れになってしまう危険性が伴います。

とは言っても倒産した企業の株がすぐに紙切れになるわけではなく
上場廃止になるまで多少時間が与えられるので　万一、投資先の企業が倒産となっても、
株を売買できる可能性は残されていることを覚えておいてくださいね。

経済がまわらないことで、多くの企業が経営破綻の道に追いやられています。
最悪の事態を避けるためにも常に経済状況などにアンテナを張っておくことが大切になります。