もっとお金を稼ぐための方法

もっとお金を稼ぐための方法

「収入とは何か」ということを
はっきりさせておきましょう。

収入というのは、「入ってくるものすべて」を
意味します。

月々いくらお金が入るかというのは
誰にとってもとても重要なことですね。

しかし、そこで入ってくるお金が
どういうお金なのか、つまり会社でもらう月給なのか
アルバイトで稼いだ副収入なのか、

あるいは自分で企業を立ちあげて得た収益なのか、
ういうことは問題になりません。

それどころか、全然働かずにお金を稼いでも、
いっこうにかまわないのです。
たとえば
投資などによって。

そのためアメリカ人などは、
お金を稼ぐとは言わずに、
「メイク·マネー」などと言います。

一つの分野に身を置きながら、別の分野でもお金を稼ぐ

いくら(サラリーマン·自営業)に希望がないといっても
そう簡単にはサラリーマンをやめることは
できないでしょうし、

また多くの人はやめるつもりもないでしょう。
そうです。

サラリーマンもしくは自営業に従事しながら
投資家としてお金を稼ぐことは誰でもできるのです。

また腕を磨いてスペシャリストになることだって
十分可能です。

ペシャリストになれば、
けた違いのお金が入ってきます。

職種を変える

いわゆる「華麗なる転身」をとげて成功すれば
収入はぴか一になります。

しかし、そのために払わなければならない代償もまた
「ぴか一」でなければなりません。

あなたがすでに企業家なら、
土俵を変える必要はないでしょう

しかし今の土俵の上でも「大ジャンプ」は
できるわけですし、

大いなる変革をなしとげることができます。
学校では教えていません。


しかし、お金もうけをしようとするのなら、
学校の勉強に加えて、いわゆる「世渡りの
知恵」を
身につけていなくてはならないのです。

この世渡りの知恵というのは、理路整然とした
ロジ
ックの上に積みあげられたものでもありません。

それならば、投資家や企業家やスペシャリスト達にも
きちんとした指導方針のような
ものが
あるのでしょうか?

もちろん、それなりに指針はあります。しかし、
それ
は往々にして守られないことが多いのです。

そのために投資家や企業家のなかには、
本来享受すべき利益にあずかれず、
かえって損失をこうむっている人が多いのです。

そうならないためにはまず、
守るべき指針を明らかにしなければなりません。

必死で車輪を回しても……

お金のことが心配で、夜も安心して眠れない
という人がたくさんいます。

朝起きて仕事場に向かうたびに、
「ああ、もっと給料が上がってくれないかなあ。

そうすれば早く借金が返せて、
ほしいものもたくさん買えるのになあ」と
切実に願っています。

しかし、おかしなもので、そういう人は
たとえ収入がふえても、そのぶんだけ支出も
えてしまうのです。


いやそれどころか、収入がふえてかえって
お金の問題も大きくなって
しまうことが
よくあるのです。

たいていの人は、お金の問題を解決するには、
「もっとしっかり働いてたくさん稼ぐしかない」と
考えているようです。

つまり収入がふえれば貯金もできてゆとりができる

でも実際はそうではないのです。
収入がふえれば生活のレベルもそれにつれて上がり、
今まで買わずにすんできたものも買うようになり、

付き合わなくてもよかった人たちとも
付き合わなければならなくなり、
あれこれ出費がかさむようになるのです。


そのため生活水準を維持して、
借金や支払いを済ますために、ますます長い時間、
一生
懸命に働かなくてはならないのです。

ハムスターが車輪を回すのを見たことが
あるでしょう。あれと同じです。

どんなに死にもの狂いで車輪を回しても、
いっこうに前に進まない。

同じ場所で足踏みをするだけなのです。
それに国家というのはじつにむごいもので、

一生懸命働いている人ほどきびしく責めたてられます。
やれ税金だ、やれ健康保険だと名目をつけては、
せっかく稼いだお金をどん
どん剝ぎとっていくのです。