ステップアップするために自分史をつくろう!

ステップアップするために自分史をつくろう!

よく考えれば生まれて今まで長い間生きてますよね。

1年1年はとても短く感じますが
自分の年齢を再確認すると

結構たくさんの年月を生きてきているんだなーって
改めて驚かされます。

そう思うと今生きていること自体に
感謝しなければなりません。

●仕事がつらい
●上司とウマが合わなくてつらい
●経済的につらい

●家庭環境がつらい
●健康面でつらい

なんて つらいつらいと言いながらも
今まで生きてきてるということは
なんとかなっているし なんとかしてきたってこと。

いいことがほとんどなく
毎日が逆境の連続だという方も
当然いらっしゃるでしょう。

でも 今現在 元気に生きていること自体が
素晴らしいじゃないですか。
これって素敵なことですよね。

人間の生命力には計り知れないパワーがあります。
人間は逆境があるからこそ
それを何としてでも乗り越えようとするのです。

逆境が大きければ大きいほど
それをバネにどんどん成長しようとします。

だから小さいときから逆境の度合いが
大きい人のほうが大きな成功を収めているというのは

自分にとってゴムが伸びるところまで
伸びきったため手をパッと離したとたん
勢いよく飛びだしたのでしょう。

極限までくれば
その場を勢いよく飛び出すしかないということです。

言うなれば

●何とかしたいなー
●何とかなればいいなー
なんて甘っちょろい状態じゃなく

●何とかしないとやばい!
●絶対なんとかしてやる!
という 人間がもっているパワーの極限状態です。

●成功しない人
●ある程度成功する人
●思いっきり成功する人

との違いは
心に秘めるこのパワーの差だけだと思います。

もともと持ってる能力が違うよ
なんていう人もいるかもしれませんが
そうじゃないです。

★何事においても大切なのは
やはり本人の気持ちです。

本人がどう思っているかで決まります。
どれほどの熱い思いがあるか
その量によって大差がつくのです。

今までの自分がやってきた行動を振り返ってみれば
そのことがズバッとよくわかると思います。

昔 学生の頃は アルバイトをするのに
履歴書をたくさん書いたのを私も覚えていますが
あれって自分を振り返るのにとってもいいですよね。

ただ履歴書の場合は どこどこ入学・何年に卒業
仕事を転々としている人は
どこどこに入社・何年に退社と言った

一連の流れの繰り返しなので
人がそれを見ても ふ〜んと言った感じでしょうし、

自分で書いていても
あまり面白いものでもありません。

もし自分をしっかり見直したいなら、
これから先の人生を真剣に考えているのなら

一度 しっかりとした自分史を
作ってみるといいでしょう。

この自分史はその時代にプレイバックして
その時の自分の思いを蘇らせて
ひとつづたどっていくと思わぬ発見ができます。

この小学3年生のときは自分はこんな子供で
こんなことがとっても楽しかったなー、

好きな子の名前も思い出して
書いてみるといいでしょう。

よく家の整理をしていて 写真や日記が出てくると
ついつい整理するのもそっちのけで
昔の懐かしい思い出に浸ってしまいますが

自分史を作るうえでも
昔の場面をひとつづつ思い出しながら

感情面もしっかり言葉にして書き連ねていけば
より充実の自分史ができますよ。

そうすると見えなかったもの
忘れかけていたものがしっかり蘇ってきます。

何々小学校入学・卒業とただ単に書くよりは
そのように1年ごと見つめ直していくと
時間と共に自分の心境の変化もわかってきます。

それを今の年齢まで順番に見直していくと
自分に対するお宝が発見できるはずです。

●この気持ちは昔も今もかわらないなー
●自分はこういうことが好きなんだ。
●このことをやってる時の自分が一番楽しいなー

●こういう人生をこれからも歩みたいんだ
と しっかり理解できます。

人それぞれ自分史が違いますから
感じ方も様々でしょう。

自分の気持ちを再発見するのは
これからの未来を更に充実させる上で
とても大切なことです。

私も現在は常日頃
100均で買う2冊100円のノートを使って

自分の行動や気持ちを思うがままに
サクサク書いて見つめ直しています。

1日ごとのスケジュールを書いているので
●このときの感情はこんなんだったんだなーとか
●このときは仕事たいへんだったよなー

と 細かく自分を再発見できるので
次のステップにしっかりつながっていきます。

やはり 常に
自分の現在地を確認することが大切ですね。

●自分という者をどういう方向に導いてやりたいのか
●どうしているときが一番自分らしいのか

そこを重点的に思い巡らせば
先ほどのゴムの極限状態になると思います。