ビットコイン史上最悪、「マウントゴックス事件」と「ビットフィネックス事件」

こんにちは
うさぴょん中西です。^^

ビッドコイン史上最悪の事件と言われているのが
マウントゴックス事件です。

マウントゴックス(Mt.Gox) とは、
日本に拠点を置く当時世界最大のビットコイン
取引所で、世界の約70%の取引シェア
を誇っていたのです。

そのマウントゴックスで、一般顧客から預かって
いたビットコインの99%が、内部の不正操作で
消失するという事件が発生し、
被害総額は当時のレートで約500億円。

日本でも大きなニュースとして
取り上げられました。

それが原因でマウントゴックスは
2014年に経営破綻。

この事件によって、特に日本国内での
ビットコインのイメージは
大幅ダウンすることになります。

もともと仮想通貨に懐疑的だった人々は
「ビットコインはもう終わった」
「ビットコインなんて詐欺だ」と言って
ビットコインそのものへの批判が高まったのです。

しかし、この事件の真相は、ビットコインを
預かっていた取引所の1つが破綻したと
いうことであって、ビットコインのシステムに
問題があったというわけではありません。

現に事件後もビットコインのシステムは
まったく影響を受けずに稼働し続けています。

これは例えるなら、FX会社が不祥事で
潰れたとしても、ドルや円の為替のシステム
自体には何ら影響がないというのと同じことです。

同じことを繰り返さないためにも
取引を行う「ビットコイン取引所を
どこにするべきか」という選択が
今後ますます重要となります。

マウントゴックス事件の発生により
一時はビットコイン自体の信用も失いかけましたが

その後は「取引所リスク」と
「ビットコインそのものの安全性」は
無関係であるということが認知され、
再び価格は上昇傾向となりました。

しかしそん中、またもやビットコイン業界を騒がせる
大きな事件が発生しました。

それがビットフィネックス事件です。

ビットフィネックス(Bitfinex) とは、
香港にある世界最大級のビットコイン取引所で、
2016年8月に外部からのハッキング攻撃を受け、
約12万BTC(当時のレートで約80億円)の
ビットコインが盗まれたことを発表しました。

この事件によって再びビットコイン相場は
大きく下落しました。

この事件とマウントゴックス事件の違いは
マウントゴックスは内部犯行による流出だった
のに対し、ビットフィネックス事件は
外部からのハッキングによる可能性が高い
ということです。

実はビットフィネックスは、2015年の5月にも
ハッキング被害に会っています。

このように、大手の取引所でもビットコイン
流出の危険性があるということは
肝に銘じて置くことが重要です。

日本では、大手取引所ビットフライヤーが、
三井住友海上火災保険と組んで、
仮想通貨が盗難、消失した場合の損失補償をする
保険販売を発表するなど、事件を教訓にした動きが
加速しています。

日本でもどんどん法整備が進み、
ビットコイン投資家の保護が進んでいます。

日本の大手取引所コインチェックでも
同様の事件が起きましたが、
ハッキングされない安全なビットコイン取引所
システムの構築は急務と言えます。

それでは今回はこの辺で

ではまた…
(o≧▽゜)oニパッ ♪


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